介護士こじらせ系

Bandcampとユマニチュードが気になる介護職の雑記です。

介護職が嫌なら辞めてしまえば良い。

昨日は介護報酬の引き下げニュースを見てどうにも気分が暗くなったのでいつもと違う口調で記事を更新しました。伝えたい内容というよりは、個人的な吐き出しというか、雑記に近い物でしたから。

 

介護報酬引き下げと大声の利用者と悪天候と僕の暗い気分。 - 介護士こじらせ系

 

ただ愚痴愚痴言いたかったかと言えば必ずしもそういうわけでもなくて、何を言おうとやる事はやるわけなので、昨晩Twitterで少しボソボソつぶやいていました。

 

ちょっと補足的にというか、これらに関連した感じで書いていこうと思います。

 発端はもちろん報酬引き下げのニュースからになるんですが、


介護報酬、9年ぶり減額へ 政府方針、費用抑制狙い:朝日新聞デジタル

 

こうしたニュースへのブコメにしろ、Twitterでの反応にしろ、あるいはまとめサイトなんかでのコメントなんかもおそらくそうだと思うのですが、文句や不満、落胆などネガティブな感情での感想がほとんどです。まあ当然でしょう。これでポジティブになれという方がおかしい。僕も御多分に漏れず暗い気分になりました。

 

介護職ではない人が介護職員の給料が下がる、という事についてコメントしてるのはオッケーです。介護の業界に関心を向けて欲しいですから、小馬鹿にでもしない限り問題ないです。

介護職の人、文句や不満は結構ですが、このニュースを見て仕事自体に投げやりになる人はいないですよね?仕事は仕事ですから、いないとは思う。

でも万が一いたとしたら、あんたはダメだ、本当に。

 

 

おそらく多くの介護職の人は、肉体的にハードで、かつそれに見合わない給料という抑圧された環境の中でそれでも利用者を毎日目の当たりにして、体と気持ちに鞭打って闘っている人が多いのだと思う。そうした人たちに冷水を浴びせかけるようなニュースですから、自分の仕事が認められていないかのような絶望感を感じたとしてもおかしくはありません。そうした状況であれば愚痴が出てきても当然です。

国、政府には、このニュースが真面目に介護に取り組む人にどれだけの衝撃を与えているのかを感じて欲しいものです。

 

 

 

さて、ではこれから介護を仕事とする人はどうしたらいいでしょう。

 

 

 

昨日ツイートした中にも書きましたが、結局不平不満ばかりの人はどんな社会でも相手にされないと思うんですよ、本当に。

だから、何かしら小かろうとアクションを起こすしかないと思います。極端な話、そのアクションが介護を辞めるという決断だったとしてもしょうがないと思います。その決断は尊重されるべきです。本当に不満しかないなら辞めて違う仕事に就けば良いだけですから。

きっと、変化がなければ不満はないものとみなされます。法律が変わるなら僕たちも何かしら変わらなければいけないはずです。

 

 

そんな大それた事でなくても良いと思います。例えば新しい技術を勉強してみる。大げさな教則本で勉強するまでいかなくても、ネットとかでチラッと見たものを試してみるとか。

本当にいっぱいいっぱいで頑張っている人に言うのは酷なのは重々承知していますが、ネットとかで不満を吐き出す余力のある人には、その分のエネルギーを新しい知識や技術の勉強に少しでも向けて欲しいものです。

 

一人でなら小さなものでも、それが積み重なれば大きな変化になるでしょう。周りの目を変えるには自分が変わるしかないし、そんな人が多くなればそれは業界の変化になるはずです。

 

 

不満を吐き出すのはそろそろ一旦止めて、次の行動に移してみませんか?

 

 

こんな時に聴きたくなるのはthe Clashの名曲「I'm Not Down」です。


I'm Not Down - The Clash (GOOD QUALITY) - YouTube

 

歌詞が最高です。


I'm Not Down / The Clash ( 洋楽 | アンセム 心臓 バクバク ) - おやじのロック日記 - Yahoo!ブログ

本当は歌詞全部載せたいくらいなのですが一部抜き出します。

When none of your sorrows will go away
おまえが悲しみに打ちひしがれている時

It goes down and down and hit the floor
落ちこんで、落ち込んで、床にひたいをすりつけながら

Down and down and down some more depression
途方もなく落ち込んで憂鬱になっても

But I know there'll be some way
きっと何が方法があるはずさ

When I can swing everything back my way
どんなことでも過去のことと振るい落として

Like skyscrapers rising up floor by floor, 
ワン・フロアーずつ、摩天楼が高くなっていくように

I'm not giving up
オレはあきらめたりしない

 

僕は、来年からトップとの話す場面が出てきたり、対外的な行動が増えてきそうです。介護の世界で闘っていこうと思います。