介護士こじらせ系

Bandcampとユマニチュードが気になる介護職の雑記です。

介護周辺で最近気になったあれこれ

ブログを書くにあたって色々と自分の今日の仕事周辺の出来事を思い出してみたり、あるいはニュースサイトやらTwitterやらで介護関連のニュースを見たりしてネタの種を探すわけですが、引っかかりながらもなかなかまとめられないので羅列してみます。

 


宮崎駿氏も「こういうトコで死にたい」 高齢者と園児が交流する「幼老施設」が話題 | ガジェット通信

 

基本的には面白いなと思っていて、うちの大ボスもアイディアとしてはずっと暖めているらしいのですが、だからこそ言っていたのは、

「高齢者がみんな子どもが好きなわけではないし、子どもやその親が高齢者を安易に好きになるわけではない」

という事。幼稚園からの園児の遊ぶ声が騒音として問題視される事もある世の中ですし、高齢者の事を極めて蔑視した形で「汚い」と言い切ってしまう保護者もいないとは限りません。

何より、「みんな子どもの事は好き」「高齢者は人生の先輩」という、一見全面的に正しいようで反論する人がおかしい、とすら思われてしまうような強固な価値観があるからこそ、内心嫌でも周りが勧めるから、とか、強引に入れられて、という人が出てこないかちょっと心配です。福祉の分野は、ある意味一番人としての多様性を認められなきゃいけないはずなのに、一つの価値観で多様性をバッサリ切り捨てる可能性があるという点があるように思えます。

ちなみ、話を聞いた時は、この業態は補助金で儲かりまくる、とも言われました。詳しく調べていないですがどうなんでしょう。

 


介護プロ認定者輩出の事業所に助成金支給へ−1人認定で年50万円、東京都が4月から (医療介護CBニュース) - Yahoo!ニュース

 

キャリア段位制度というものがあるそうで、そこには介護分野もあるそうです。無知な僕は知りませんでした。

そんな、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の認定者を出した事業所に東京都が補助金を出すというニュースです。

これまでなら、「だから何?」と言われてもしょうがなかったであろうこうした制度に、具体的に補助金が出ると謳った事は非常に良い事であると思います。分かりやすくモチベーションを抱きやすいかと。

 

ただ思ったのは、介護というあまりにもサービスの幅の広い分野に一つの物差し(とは言っても杓子定規的なものだと言い切れるものでもないですが)を当てはめて評価するという事の難しさです。かといって業態によって評価項目に違いがありすぎては同じ認定レベルを下す事が非常に難しくなるわけで、この辺のバランスというのが気になります。

以前キャリアアップについて記事を書きましたが、介護においても対外的に通用する物差しがあるのは事業者、従業者の両者にメリットがあるように思います。だからこそ、この物差しの設定の難しさを超えて、少しでも対外的にアピール出来る材料が増えれば良いなと思います。

それにしても、認定された方の名前が、本人の意向次第で実名でwebサイトにのるという事には驚きました。凄いですね、こりゃ。

 


2015年1月30日(金)「単身高齢社会 “ひとり死”への備え あなたは」|金曜eye|NHK@首都圏

 

僕も現在独身でかつ地元から離れて暮らしていますから、高齢者ではありませんが気になる内容です。

 

生き方の多様性というのが昨今は認められてきていて、生涯独身を貫く人、専業主夫として家庭に入る男性、フリーランスとして組織に所属しない人、性転換する人、ひたすら旅をする人、あるいはニートなど、ここでは書ききれないくらいあまりに多くの生き方が社会に認知されています。

でもそれはあくまで現役世代に関しての話です。どう死にゆくか、という視点に立った時、かつての集団就職からの終身雇用の時代のように、死に方にはこういうのが理想というのが凝り固まっているように思えます。具体的には、家族に見守られて静かに亡くなる、というものです。問題なのは、その理想的な死に方が前提となって社会制度が構築されている事です。現役世代の生き方がその人の努力次第でどうにでもなるのに比べて、死に向かう時には理想が理想ではなく当たり前として捉えられています。

 

これからの社会は、多様な生き方を認められた人が死に向かっていく事も考慮しながら変化していかなければならないのではないでしょうか?”理想”から少しでも外れた人は勝手に死ね、で良いのでしょうか?

 

マイノリティーが死ぬ時にマジョリティーになるかと言ったら、そうとは言い切れないでしょう。”ひとり死”について考える時、単に独居の人をどう支えるかという視点では終われないと思うのです。

 

介護×IT エンジニアサポートCross2015

 

介護に関しての一般的な知識と世間の認識を押さえつつ、ITで介護の何をやっていけるのか、と考えられたスライドです。この方達については以前記事で取り上げた(と記憶しています…)のですが、最新の技術をどう活かすのかには注目していきたいです。

 

 

 

とまあ、こんな具合です。

 

 

さあ明日も営業日ではありませんが書類関係の仕事を終わらせに出勤です。しばらく頑張ろ。

 

 

おまけ

 


Negicco 2ndAlbum 「Rice&Snow」全曲試聴用映像 - YouTube

 

 

気になる、といったらこれです。全部良い曲じゃないか!!!

個人的には、前から気になってたスカートとか、某所でライブを観たOrlandとかが絡んでるのが驚きです。もともと好きなShiggy Jr.も含め、いいとこ押さえてるなーなんて思ったり。

AKB系の新潟進出であるNGT48についてメンバーが「可愛い子が多いから成功する」なんて言う辺り、性格の良さやら自分たちが積み上げてきた事からくるであろう自信やらポジティブさが滲み出ていて更に好感度が上がるばかりです。

 

 

というかそもそも食材としてネギ好きなんですよね。どうでも良いですが。