介護士こじらせ系

Bandcampとユマニチュードが気になる介護職の雑記です。

静岡の外国人介護職が減少したらしい

Twitterのタイムラインに流れてきた記事が凄く引っかかったので書こうと思います。介護における外国人労働者についての記事です。


外国人介護職員・事業所が初の減少 給与低く転職か 静岡 - 産経ニュース

 

ごくごく当たり前の事実がようやくきたな、という印象です。

 僕も今まで介護における外国人労働者について記事にしてきました。

 

外国人労働者を差別する介護業界 - 介護士こじらせ系

 

外国人だから、なんて差別は全くの不要だろ、というのはずっと思っている事で、これは変わりませんが、事態はそんな段階では既にないんですよね。日本に住む外国人にとっても介護の仕事は給料が安い、という認識になり始めているというわけです。

 

 

もしかしたら国は外国人であれば安く使える、なんて安易に考えていたのかもしれませんが、もうそういうわけにはいかないでしょう。

例えばブラジルの人は、僕らが想像しているより遥かに横の繋がりが強くて、どこで繋がっているんだっていうくらい人脈が広いです。みんな何故か繋がっているという。SNSなんかの利用も凄いですよね。日本の介護の話くらい、すぐに広まるでしょう。

 

もはや安い仕事は外国人に、なんて失礼な理屈が通用しないという事を認識すべきでしょう。誰が介護職に就くのか、をもっと根本的に考え直さなければ介護を仕事として選ぶ人は少なくなっていくような気がしてなりません。非常に興味深い展開になってきたな、と感じます。