介護士こじらせ系

Bandcampとユマニチュードが気になる介護職の雑記です。

企業内に託児所の介護版を作って労働者を守れないものか。

こんにちは。寒くて外出する気も起きず部屋に引きこもっています。

 

 

さて、こんな記事をはてブで見ました。


親の介護理由の転職者 正社員は3人に1人以下 NHKニュース

 

最近話題になった「老後破産」と陸続きの話題ですね。


Yahoo!ニュース - 介護離職や介護うつ、介護から陥る貧困問題の対策は (女性自身)

 

いや本当深刻な問題だと思いますね。こんな問題が続いていくようじゃ、介護が日本を潰していくような気すらしてしまいます。いくら経済的な政策を打ち出したとしてもその担い手となる労働者が働く以前の問題として疲弊してしまうわけですからね。

こうした問題を介護の範疇で考えているうちはいつまでも解決しないでしょうし、何より働き盛りの世代が親の介護に手を取られて働けなくなってしまっては社会的な不利益にもなるわけです。

 

先に挙げた記事のブコメにも書きましたが、いっそ大企業が率先して社員への福利厚生として託児所の介護版を設置してはどうでしょうか。若い世代の社員からしたらあまり実感の得られない福利厚生かもしれませんが、管理職になるような人たちにとってはこれ以上ないくらいのものになる可能性もあると思います。

特に福祉用具とか紙おむつとか作られている会社なんて、言い方は悪いですが自前で器具などの使用実験が出来る訳ですし。身内が使う物を作る、と思えばまた違った見方で製品作れるんでは?とか思ったりもします。

 

僕の認識不足で、そうしたサービスが一般的なものとして広がっているのであればすいません。パッと検索してみた感じだと出てこなかったので。

 

いずれにしても、将来を見据えて安心して働ける環境、という概念に子育てと同じように身内の介護というものが同列に語られるようになるのはもう間近なのかもしれません。