介護士こじらせ系

Bandcampとユマニチュードが気になる介護職の雑記です。

ITは介護を助ける以上の存在になりうる。

こんばんは。今月は好きなミュージシャンの新作がやたらに発売されているおかげでいつになく金欠感が増しているこの頃です。先週も、今週も通販ですよ、田舎住まいの僕は。そのうち一部のミュージシャンはまたブログにあげていこうかと思います。

 

 

こちらの記事を読みました。


ASCII.jp:超高齢化時代を迎えた介護業界のIT化は「やりがい」がある (1/2)

 

介護のIT化、いいですね。僕も常々思っている事です。じゃあ何が出来んのさ、と言われたら困ってしまいますが…。前も似たような事を書いたと思うんですが、どうもこの業界の多くの人はITに弱いという印象が強いです。うちの施設でも本当にささやかなパソコン作業でも出来ない、と投げ出す方の多い事。だからこそ、何を作るにしても触る為の敷居が低いものを作らなきゃいけないんだろうな、と思いますね。利用者はもちろん、職員についても同様に。

 

個人的にあったらいいな、と思うのは、クラブイベントにおけるDJやVJのような事を一つで、操作が出来るだけ簡単に出来るような機器です。

介護施設って、昔の音楽をよくかけていたり、あるいはカラオケとして歌ったりするし、場所によってはテレビで時代劇とかをかけていたりする訳じゃないですか。ああいうのを簡単にスイッチング出来ると毎回流しておく物にあまり悩まなくてすみそうですし。で、プロジェクターと連動させて大画面で利用者全体が見えるようにする、と。

イベント時にはそれ用の画像、例えばひな祭りならひな壇の画像や映像を出せるようにしたり、あるいは体操やレクの素材を組み込んだり。

購入はきついでしょうから、レンタルで通信カラオケみたいな商売にしちゃえば負担も少なそうだな、と思ったりします。

 

 

検温結果だとか血圧のデータだとかを残すようなシステムも良いのですが、あまり医療と違いがないですよね。もっと介護っぽくいくなら、これくらい娯楽的な側面に入り込んだものも良いのになーと思うのです。

iPadのゲームアプリだとかは結構進んできていると思いますが、その場を共有する、という意味ではまだまだアナログの要素に寄りかかる部分が多いので、そうした方面でITが役立つとまた新しい展開が見えそうな気がします。