介護士こじらせ系

Bandcampとユマニチュードが気になる介護職の雑記です。

介護の仕事で海外に出る事は出来る?

こんばんは。この土日はよく遊びました。好きなミュージシャンのイベントで終電過ぎまで遊び、気になっていた映画を観て、予約していたCDが届いて聴いて。出費が膨大なのでこれからカツカツしていこうと思います…。

 

 

で、今日観た映画というのが、ラースフォントリアー監督の新作「インフォマニアック」です。

 


『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』公式サイト

 

僕にとってこの監督の初見は「アンチクライスト」。衝撃的過ぎて当時誘った友人に観賞後謝ったくらいの映画で、今のところ鑑賞中に観たくない、とあそこまで強く思った映画はありませんね。痛々し過ぎて観ていられなかった。

 

アンチクライスト [DVD]

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 ダンサーインザダークだとかドッグヴィルとかも好きです。いずれにしてもきつい映画だらけなんですがね(笑)

 

で、肝心のインフォマニアックなんですが、あれ、vol.1と2があって、今日観たのはまだ半分なんです。今のところ、どこをオチとしてくるのか全く想像がつきません。確実に来月後編を観に行く事でしょう。

 

鑑賞中気になったのが、主人公であるジョーの父親の入院のシーン。はっきり言って、ストーリーにはまるで関係ないんですが、なんらかの病気でジョーの父親がせん妄状態になる場面があるんです。唐突に病院のシーンになるし、それについての解説も、病気についての話も出ないので全体の流れからしたらあまり意味のない場面だと思います。で、せん妄状態になった父親が暴れてベルトで固定されて、挙げ句便を漏らして、その後亡くなってしまう、というところまでがそのチャプターの描写なんです。こういったシーンが引っかかるなんて本当職業病だな、と思うんですが、あれ、オムツしないんだ、って。

 

そんなこんなで、海外の介護ってのが、妙に気になってしょうがなくなったんですよ。ほら、ユマニチュードだってフランス発なわけですし。

 

特に、働き手として、ですよね。海外の介護事情がってのも気になりますが、少しながらも情報はあるので(例えばスウェーデンが高福祉国家である、とか)、海外で介護職として働くには?という目線で見ていこうと思います。

 


介護福祉士、ケアマネ、海外で働くには。現在24歳の女性です。現在介... - Yahoo!知恵袋

少し前の質問ですが、いきなり出鼻をくじかれるかのような返答です。でも確かに納得出来る内容で、

昔の人が高齢になり、自分の国の歴史や価値観を理解していない外国人に
介護をしてもらいたいと思うか。
私は決して思わないと考えます。 

 ここに集約されますよね。繊細な問題だな、と思います。

続いてこちら。

海外留学・海外就職のアイゼス - 介護福祉士プログラム

 

学生ビザで、という事ではありますが、移住も視野に入れながら、と書かれていますね。


[ カナダ留学 ]カナダ海外介護士の資格取得プログラム | 海外留学 ~大学進学・専門留学・ジュニア留学までしっかりサポート~ EDU*Japan By 海外教育研究所

 

こんなものも。

 


アメリカで働く日本語によるロサンゼルス&サンディエゴ現地情報 - ライトハウス

 

実際にアメリカで認定介護士として働かれている方のお話。こうして見ていると、ハードルは高いですが門戸は閉ざされてはいない、と感じます。

 


福祉介護インターン|海外インターン|CEC海外ボランティア

 

ボランティアとしても、このようなインターンとして海外に行く事が出来るようです。

 

 

いちスタッフとして、だとカナダであったりアメリカであったり、あるいはニュージーランドであったりとするわけですが、法人としての海外進出ではやはりアジアがメインになるようです。

http://www.murc.jp/uploads/2013/05/koukai130621_c1.pdf

http://www.murc.jp/uploads/2013/05/koukai130621_c1.pdf

 

国が違えば文化だけでなく当然法律なんかも違ううえ、日本国内にいてはなかなかそういった情報自体得る事が難しい、とあるので、そうそう簡単にいくものではなさそうですが、最終的な武器として日本的なサービスを、と書かれている部分もあるのでまるで話にならないという事でもないようです。こうした分野で日本がリードしていく、というのは重要ですね。

 

 

海外に出て行く、という目線に立ったとしても、介護だから、という事で特別ハードルが上がるというわけではなく、他の仕事と同じように超えるべきものを超えていけば国内の枠に縛られる事なく仕事は出来るようですね。一番最初に引用した知恵袋の回答では文化が、という事が書かれていますが、結局のところどんな仕事でもその国ならではの考え方というのは存在しているので、総合的に見ると特別なハードルでもないと思います。