他の介護施設の勉強会に参加してきました。
こんばんは。今日は他の施設で行われている身体介助の勉強会に参加してきました。具体的な方法についての言及は避けますが、内容としては立位が取れない高齢者の移乗でした。今回は二つの介助方法についてのみだったので、その分繰り返して練習出来ましたね。以前参加した時にも少し練習したものだったので、なんだかんだ前よりスムーズに出来るようになった気がします。
ただ、今自分がいる施設で同じように介助出来るか、と言えばまだまだノーとしか言えないんですよね。
以前この講習を受けて、その翌日現場で試してみたんですが、無言ながらもリーダーの目線がとても厳しくて。きっと、利用者にかなり負担がかかっているように見えたんでしょうね。実際に介助される側に回らない限り、その移乗を受ける側が如何に楽かなんて分からないですからね。それから現場じゃ試してません。
リーダーを批判したいわけじゃないんです。
こういう介助方法一つとっても、施設の方針やスタンスが前提として問われるんだなーと感じたんですよね。
今回勉強させていただいた施設はその辺りの方向性がかなり明確に示されているし、それが全ての介助にまで徹底されています。だから、ある程度の地位にいる人は施設の方針などについて語れるし、末端の現場の人にしても、語れないにしてもそれを元にした介助を自然と行えているわけです。
だからこそ、それをベースとした介助方法を学習する機会を設けているし、おそらく現場でも当たり前のように実施しているのでしょう。
僕のいる施設について言えば、当然勉強させていただいた施設とは方向性が違うわけですから、今日勉強した介助方法がいかに進んだ技術であったとしても、全ての面において正解になるというわけではないんです。僕だけが他のスタッフと違う方向を向いてしまうような状況であれば、無理矢理にでもこの方法をとる必要はないわけです。
中途半端さというのは非常に危険です。ユマニチュードについても、中途半端な導入は勧めていなかったと記憶しています。
信念がそこになければどんな最新技術も何の役にも立たないんだな、と少し考えさせられた講習でした。
ただ、同じ施設にいては見えないものが外部での講習会にはたくさん眠っているので、仮に技術を活かす場がすぐにないとしても、参加は続けていこうと思ってます。というか、もっと外部に出て行く機会を作りたいなー。
積ん読状態だったPOPEYEの最新号で、tofubeatsがSAINT PEPSIを取り上げていてビックリ。SAINT PEPSIはもっと聴かれていい。
Saint Pepsi - Fiona Coyne by Carpark Records on SoundCloud - Hear the world’s sounds